ゲストにリンクアンドモチベーションとVolkers 代表・浅野耕司さん、リクルートマネジメントソリューションズ・入江崇介さん、「転職の思考法」のワンキャリア北野唯我さんという顔ぶれ。

ライトニングトークはミライフ佐藤雄祐さん、Sansan 西村晃さん、LINE 青田努さん、Learning Strategy Partners 田口光さんとこれまた豪華。

濃い4時間を過ごさせていただいたのでつまみ食い的にまとめます。

(IR目線でという意味で、がっつり聴くだけになってしまった入江さんと田口さんのお話を載せられていません。ごめんなさい。)



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配属されて5ヶ月目。
ライブインプットの時期。前日の朝渋(#20代の読書術@Book Labo Tokyo)と前後になったのはたまたまだけど、面白そうなことに首を突っ込んでいろいろな人の考えに触れたかった。

知りたいことは、こんなこと。他の会社の経営企画課(にあたるチーム)は何をしているのか?今自分がかじっている経営管理は、本当に自分の役割なのか?

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単純に、他社の人が経営と現場のブリッジについてどう考えているのかとても気になる。その上で自分はIR担当として何を目指したいのか、何を得て何を価値としていけばいいのか、どういう話をすればいいのか、ヒントにしたい。そう思っての参加だった。

その答えは、プレゼンよりも夜の交流会でいろんな先輩方にかじりつくことで得ようとしたのだけれど、今回はプレゼンのまとめ。

以下に、面白かった話をまとめて書く。

リクルート文化の強さは ”卒業文化”

登壇おひとりめのミライフ代表取締役の佐藤雄祐さん。リクルート系でのご経験があるそうで、裏話をしてくれた。

人事異動は経営メッセージ。最短最速で成長できる場所におけ。これがオーダーだとして、誰を抜擢するか、上げるか、下げるか。

リクルートの強さは、ひとことでいうとかの有名な卒業文化。卒業文化があることで、あの規模でも平均年齢は30代前半だという。

上司がいないので固定概念もない若手にチャンスが与えられ、成長でき、混乱し、新しいことができる(上の図)。

3年後に船を降りてどこへでも生きていける人材になれ」とは入社直後から副社長に言われている。わかりやすく言えば、「辞めないで」と引き止められるような人材。入社直後でいえば、「残念だけど、仕方ないね」人材ということになる。

ワンキャリアの北野さんにもこのあとお話いただくけれど、全員が「いつでも辞められるけど楽しいからここにいる」状態の組織はやはり最強だと思う。

知る・やる・わかる・通じる

来てみると意外とみなさん人事の方だったんけれど、IRというよりは経営管理もかじっている経営企画課としていくつか人事と共通点があるなと思った。いちばんは、「経営」と「現場」の間を走り回っている立場ということだ。

なので、今回は「現場とどうブリッジするか」をテーマに問題意識を共有して、何かしらスッキリ感を得たいなという視点で話を聞いたり議論したりできたらなと思っている。

「知る・やる・わかる・通じる」は、Sansan人事の西村さんのお話。現場と人事を行ったり来たりされたようで、ブリッジというテーマには一番近かった。

何をすれば事業部のミッションを達成するために、一緒に仕事をしたいとおもってもらえるのか、結構悩んでいる。

だからといって「事業部に入る」はコントロールできないので、「20人と隔月でランチ」などの関係性づくりは見習いたい(とはいえ勇気が出ないので、勇気が出る方法は知りたい)。

世界の経営指標を変える

次に、エンゲージメントについて、リンクアンドモチベーション取締役/ヴォーカーズ取締役副社長の浅野耕二さんがお話くださいました。

学んだのは、コンサルの先に「中長期のテコ入れ」としての投資があるんだなということ。そういえば、「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」が思い浮かぶ。

組織を変えるためには経営のゲームルールを変える。そのために経営指標を変える。今までは、PLのいいところが、人や投資家(お金)を集めていたが、彼はそこに、エンゲージメントスコア(従業員の共感度)をいれようとしている。

その背景として、Vorkersの評価スコアが業績と一致したことがあるらしい。それで投資家がVorkersを見るようになったが、偏りがあるので、クラウドでより正確なスコアをとり、応募者や投資家に開示していくことを考えているとのこと。おもしろい。

商品は人材があればつくれる。

20世紀はヒト・モノ・カネの時代。21世紀はヒト・ヒト・ヒトの時代。(大前研一さん)

会社は、資本市場と労働市場と商品市場のなかで戦わなくてはいけない。商品は人材があればつくれるので、人材が最重要だとのこと。辞めていった先輩社員の顔がいくつか浮かぶ。

そして興味深かったのはモチベーションの方程式。

モチベーション = 報酬(やりたい・Will)×実現可能性(やれそう・Can)×危機感(やらなきゃ・Must)

人事に直結した話だと、直近では問題意識がないのであまり腹落ち感覚がない。この等式でいえば、WillもCanもMustもないからモチベーションにもあまりないのかも。

人事目線ではなかったので、本質とはちょっとずれたところを切り取ってしまっている気がする。

解と問い。問を間違えるな

豪華ライトニングトーカーのもうひとりはLINEの青田努さん(@AotaTsutomu)。ダントツでパワポがきれいだった。

自分の会社でのミッションに関連した話でいうと、問いを間違えるなということがいちばん印象的だった。間違ったKPIを追うな。管理コストだけかかることをするな。常に考えているけれど、なかなかたどり着けていない気がする。

* 

北野唯我さんはメモをとりすぎてなかなか長くなってしまったので、別記事にしました。

新卒1年目のIR / 良質なコンテンツとは?変化を起こしてくれたものに人はロイヤリティを感じる。 : イギリス大学留学とその後の東京での生活

「人事ごった煮@箱根」最後のゲストは大ヒット「転職の思考法」のワンキャリア北野唯我さん。>> 人事でもないのにどうしてノコノコ行ったのかはこちら


 

そして翌日の朝渋ならぬ朝箱根のレポートはこちら。

マインドフルネスやってみた感想「もう呼吸やめたい」 : イギリス大学留学とその後の東京での生活

人生で初めてちゃんと「マインドフルネス」を体験して驚愕したのは、「意識して7分間呼吸だけをすることが人生で初めてだった」ことでした。

いろいろ考えた週末でした。