イギリス人は仲良くなるのが難しいので、留学生たちは留学生たちで仲良くなることが多い。
これはイギリスに留学する人たちの間でよく聞く話です。
こんな写真を載せて、「わたしは混じれてるよ」っていう話をしたいのではありません。むしろ逆です。
アメリカ人がフレンドリーだと言われているのに対して、イギリス人がプライド高いとか取っつきにくいとか思われてますね。
というかわたしは思ってますね。
大英帝国のみなさん的には、そりゃBrexitしたいんだろうなーみたいな。
ピュアなイギリスを取り戻したいって思っているんでしょうね。
1年生の時に寮にも入らず、ずっとイギリス英語恐怖症だったわたしにはあまりイギリス人の親しい友人がいませんでした。特に女の子。
会えば喋るくらいの人やオーケストラ・サーカスサークルの仲間、イギリス人の彼氏はいましたけどね。
そんなわたしが女子サッカー部に入り、最近神経が疲れているところです。
それもこれも、彼女たち20人とクロアチアに行くことにしちゃったからなんです。
すごい下から目線になります。
ストレスのためか、歯が2本抜けてそれを自分でゴリゴリ噛んだら体積が5倍くらいになってそれをおえって吐き出すという壮絶な夢まで見てしまいました。
夢です。脅してすみません。
わたしはイギリス人取っつきにくいとか書きましたが、留学の日記みたいのに「イギリス人はフレンドリーで〜」とか書く人もいるわけですね。
この感覚のギャップはなんなのか。
最近観察してて思うのは、イギリス人にも3種類いて。
壁レベル1)まったく文化の壁も屈託もない人(仲良くなりやすい)
壁レベル2)誰に対しても優しく、気を遣ってくれる人(話はできるけど、「仲良くしてもらってる」感がある)
壁レベル3)外国人とか喋ったことありませんみたいなツンってしてる人(緊張する。コミュニティ外で会ったときに会釈してもらえればラッキー)
((特殊)日本人好き(仲良くなりやすい))
自信なさげな、英語たまによくわかんない日本人に構ってくれるのは、レベル3のツンな人以外の人たちっていうことなんですが。
レベル2の人もなかなか厄介なんですよ。
仲良くはなれないのかなぁって思っちゃったり、気を遣われてるのか、どこまで好いてくれてるのか分かんなかったり。笑
サッカー部にも色々います。バイト先にも色々います。学部にも色々います。
だけどサッカー部には(2)と(3)の割合が多く、外国人もあんまりいません。だから飲み会とかちょっと居づらいときがある。
練習ではまったく問題なくても、「これ誰と行こうかな」とか、「すれ違ったのにガン無視された」とか(3のタイプの人にはまじでよくある)、「この人の英語わからなかった」とか、「緊張してうまく喋れない」とか、「未読スルーされてるのなんでー」とかがよくあり、神経がすり減ります。
あれみたい。
小中高の階層社会。
自分で言うのもあれですが、色々ありつつ小学校でも影響力ある方だったし、中学の途中くらいからはイケイケな部類だったから、それまでのことを思い出したり、そんな学校社会のことを思い出したりします。
イケイケの女の子たちと遊ぶようになったときもこんな感じだったね。頑張っちゃうんですよね。
プライド高いからつらいのか、やっぱり人間こういうのはみんなストレスなのか。
全ての人に好かれるのは無理だとして、絡めない人にまで無理するのはやめようって思えば少し楽なんだけどね。
イギリス人の性質なのか、さすがに大学生だからなのか、集団の中で無視されたりとかは見たことない。誰でも仲間に入れてくれる。
でもだからこそ「気遣いのできる」「取っつきにくい」人たちなんだなー、と思っています。
自信があんまりなくなるせいか、キャプテンがここのところとても優しいので、人が優しすぎるとからかわれてないか心配になります笑
でも、ハグしてくれる人もいる。
ダーリンとかハニーとかベイビーとか呼んでくれる人もいる。
誕生会に呼んでくれる人もいる。
だから本当は問題ないはずなんですが、ハードル上げすぎてるのかもしれない。
クロアチア旅行まで頑張って、その旅で「馴染めなかったな」「いつも一緒にいれる人を作るのはやっぱ難しいな」ってなったら、「運動部系イギリス人女子は無理でした」っていう留学生活の結論にしようとおもいます。笑
このやかましげな応援バナーについての話。
【イギリスで女子サッカー5】カルチャーショックな応援歌
過去のを読むと、成長はしてる気がする。
【イギリスで女子サッカー1】練習行くのには精神的エネルギーも使う。(2017年1月)
ちょっと話は変わりますが。
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